皆さんこんにちは、YguchiBlogブログ主のわいぐち(@yguchi_E90_320i)です。
最近煽り運転などで何かと話題のドライブレコーダーですが、自分の車にもつけてみたいと思う方は多いのではないでしょうか。
しかし、いざドライブレコーダーを買うとなると
取り付けどうしよう。。。。。
と思う方も多いかと思います。
もちろん近くのカー用品店で取り付けは行えますが、商品が割高であったり、ネットで売っている物の方が高性能だからそっちを付けたいなど、あるかと思います。
そんな悩みを抱えてるあなたに向け、車いじりが初めての実兄がドライブレコーダーを裏取りで取り付けられるのかを、今回記事で紹介していきたいと思います。
そもそも「裏取り配線」とは
今回、取り付け例として紹介させていただくのはドライブレコーダーの「裏取り配線」を行った例です。
裏取り配線とは、ドライブレコーダーの配線を、車の内装の裏を通して、見えない、または目立たなくする方法の事です。
車にドライブレコーダーはつけたはいいけど、配線が目の付く場所にあると、運転中邪魔になりますし、何と言ってもダサいですよね?
なので、ドライブレコーダーを取り付けるのであれば裏取り配線をすることを推奨します。
しかし、すべてのドライブレコーダーは裏取り配線を想定しているわけではありません。
良く「シガーソケットに刺すだけ!」という謳い文句で様々なドライブレコーダーが売られているかと思いますが、それらの商品の中には、初心者をターゲットにしている為
同封されている電源ケーブルなどの長さが裏取り配線を想定していないものもあります。
そのため、裏取り配線を行うと決めた場合は、ケーブル類の長さに余裕がある商品を購入することをオススメします。
作業の前にリサーチは必須
ドライブレコーダーを裏取り配線で取り付けを行う場合、最も大切なのが
取り付け方法の下調べです。
発売間近な新車や珍しい車両でない限り、「(車種名) ドライブレコーダー 取り付け」などをグーグル検索すると、先人たちの取り付け記録が出てくるかと思います。
複数表示された場合は、その中でも写真が豊富で丁寧に記載されているものを探しましょう。
この作業を怠ると、いざ取り付けようとした時、車の内装の取り外しができない、もしくは内装のプラスチックを割ってしまう恐れがあります。
また、意外と見落としがちなのが必要な工具です。
後記しますが、車のボルトやナットはいつも親切な場所に配置されていません。
「このナットなら家にある工具を使えば取れるでしょ!」
と思っていても、いざ挑戦しててみるとガラスや内装に当たり工具を入れられないケースが多々あります。
そのようなトラブルを防ぐため、参考にする取り付け記録は工具の紹介も行っているものが良いでしょう。
ちなみに兄の車は「Volvo V40」というスウェーデン車です。
外車ではあるものの、販売開始から結構年数が立っていたので先人たちの記録は割と豊富にありました。
また、今回取り付けるのは、GARMIN製の「DASH CAM mini」というリア用小型ドラレコです。
リア用なんですが兄はできるだけ小さいのを取り付けたいというこだわりが強かったので変則的な使い方かもしれませんが、フロントに取り付けていきます。
作業は大体苦戦する
下調べも抜かりなく行い、準備万端!
これでスムーズにドライブレコーダーの裏取り配線取り付けができると思っている方に向け、先に言っておきますが。。。
どれほど車いじりに慣れている人であっても初めて扱う車の場合はどこかしらで苦戦します。
もちろん「ボルボ車の内装はこのような止め方をしていることが多い」等、熟練の方であるほど、取り付け作業を沢山こなした中で得た経験値を活かせる場面は多くなりますが
それでも初めて扱う車種の場合、苦戦することが多いのが現実です。
そのため、もしもあなたがドライブレコーダーの取り付けで「苦労したくない」と思うのであれば、自分での取り付けを行うのを諦める事をオススメします。
以下に兄が取り付けを行ってた時、実際に苦戦したことを紹介します。
苦戦①:Aピラーのボルトが取れない
先ほど少し触れましたが、兄がまず最初に苦戦していたのがAピラーのボルトの取り外しでした。
Volvo V40のAピラーを取り外しにはどうやら「AIRBAG」と書かれたプラスチックの蓋を外し、その下にあるボルトを取る必要があるのですが、そのボルトの頭がフロントガラスの方向を向いている為、普通のドライバーでは角度的に取り外すことができませんでした。
本人は作業開始時点これに気づいていなかった為、出だしから大きくつまづいてました笑
まあ、元々私の工具を頼りにしていた部分もあったので、そこまでしっかりリサーチしてなかったのかと思いますが、もしも頼れる人がいない状態であればしっかりリサーチすることが重要です。
苦戦②:Aピラーが抜けない
次にAピラーが抜けないというトラブルがありました。
参考にしていたみんカラの作業手順では「Aピラーはボルト一つとクリップを取れば後は上に引き抜くだけ」と書かれていたのですが、かなりの力を入れてもAピラーを抜くことができませんでした。
実際に私も試みてみたのですが、Aピラーが根元の方で引っかかっているような感じでなかなか抜けませんでした。
結局左右に動かしながら強めに引っ張っていったところ、何とか抜けたんですが、内装のツメの一部が曲がってしまうアクシデントもありました。
まあ、車をいじってる人からすると、ツメの破損なんて日常茶飯事な部類ですが、車いじり未経験の方からするとメンタル的にもダメージを負うかと思います。
苦戦③:マスキングによる被害
ある程度車いじりを行ったことがある人は、すでに気になっていたかもしれませんが、最後の最後で苦戦・・・というか失敗したのがマスキングの仕方でした。
最初に紹介したボルトの取り外しの時、一年点検のシールの上にマスキングテープを張っていましてよね??
そもそもマスキングした経緯は、私が傷防止のため、少しやりすぎと思えるぐらいマスキングしたほうがいいよという助言を行ったからだったのですが。。。
まさか、一年点検のシールの上にまで貼るとは思っていませんでした笑
貼ったのを見た時は内心(あー、やっちまったな)と思っていたのですが、作業があったのでスルー。
いざ作業完了してマスキングを剥がす時、兄もやっと気づきました笑
何となくマスキングテープは粘着力が弱いと思われがちですが、さすがにこの場合は一年点検のシールが持っていかれます笑
マスキングは絶対しないとだめですが、貼る場所はよく考えてから貼りましょう。
大体の場合、何とか取り付けできる
ここまではいかにも取り付けが難しく苦戦する物のように紹介してきましたが、取り付けは素人にはできないかと言われると、全然そんなことはありません。
ただし。。。。
上手くいかなかった時のイライラと不安とめんどくささと絶望感を抱えながら作業を遂行できるかどうかです笑
また、車種や人によって苦戦する場面も違ってくるかと思います。
例えば私の兄は内装の取り外しには苦戦していたものの、配線に関しては手際よく行っていました。
まあ、理系大学院卒で回路設計とか行ってる人なので、たとえ「車」というフィールドだとしても私よりはるかに手際よく作業していました。
また、裏取り配線に必要なヒューズボックスから電源を取るためのケーブルなどは作業開始時にしっかりと揃っていたので、内装の取り外し後は私の出番は皆無でした笑
■電源ケーブル
■配線後のヒューズボックス
そして動作確認をし、内装を戻したらなんだかんだあっという間に終了。
本人曰く、一番目立たない場所に取り付けできたそうでご機嫌でした笑
まとめ
素人がドライブレコーダーを裏取り配線で取り付けた時の記録は以上となります。
いかがでしたでしょうか?
是非挑戦してみたいと思った人もいれば、作業がめんどくさそうだからやっぱりお店に頼んだ方が良いかなと感じた人もいるでしょう。
私の個人的な意見としていずれを選んだとしても、ドライブレコーダーが車に取り付けらることに意味があると思うのでどのような手段を取るかは需要だとは思いませんが
自分でつけるのめんどくさそうだからドラレコ自体いったん保留
という考えだけは本当にやめた方が良いかと思いますよ!
さもなければ
私が泣き寝入りした二の前になるでしょう。。。
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