皆さんこんにちは、わいぐち(@yguchi_E90_320i)です。
突然ですが、BMWのオーナーの多くが悩んでいる事って何だと思いますか?
おそらくエンジンチェックランプが点灯するなどを想像した方もいるかと思いますが
今回、紹介するのは外装の話。
そう、ドアモールのメッキにウロコ状の水垢みたいのがついてしまうことです。
ドアモールのメッキについたウロコ状の水垢は思った以上に取るのが難しく
私も過去に苦戦したことがあったのですが
最近カー用品店で買った商品が非常に効果的だったので今回はそちらを紹介したいと思います。
BMWのドアモールは国産車と違う?
商品の紹介を行う前に、BMWにかかわらずドイツ車の多くに採用されているドアモールは国産車の物と違うのはご存じですか?
実は、日本車に採用されているドアモールのほとんどはプラスチックをメッキ加工したものなのですが
外車、特にBMW、アウディ、フォルクスワーゲン、ベンツなどのドイツ車に採用されているドアモールは本物のアルミの切り出しなのです。
素材が違うことがそんなに大事なことなのかと疑問に思われる方がいるかとおもいますが
国産車のメッキについている水垢は、雨水などに含まれる不純物が乾いて跡になったもの
対してBMWのドアモールにできる水垢は不純物が乾いた跡もある一方、大半はアルミ自体が腐食して跡だったりします。
このような背景もあり国産車のドアモールのメッキを綺麗にする方法ではBMWの場合は太刀打ちできないため
アルミモールに適した研磨剤を使い、磨く必要があります。
今回の磨き作業に使ったのはこれ
それでは皆さんお待ちかねの商品紹介ですが、今回私がドアモールの磨き作業に使った商品はこれです。
PRO STAFFから販売されているアルミメッキモールクリーナー
実はドアモールを磨くための物を探しに行ったわけではなかったのですが
カー用品店にいたときたまたま目に入り、購入したものです。
というのも、実は無知な頃、普通のコンパウンドを使いBMWのドアモールの水垢を落とそうとしたことがあったのですが
丸1日がかりで作業して文字通り死にました笑
なのでこの商品が魅力的に映り購入。
中には説明書も入っており、施工方法も詳しく記載されていました。
まずは現状確認
それでは作業に移りたいと思いますが、その前に私のBMW E90 320iのドアモールの状況を見ていきたいと思います。
どうでしょうか
私のBMW E90 320iはドアモールが黒色の仕様のため
シルバーの車種より余計目立つような気がします。
ドアモールは車の外装を占める面積は少ないものの
ドアを開けるとき目につきやすい部分のため
ドアモールが汚いだけですごく古い車に見えてしまいます。
そのため、何とかして綺麗にしていきたいです。
マスキングは忘れずに
先ほど紹介した説明書通りに作業を進めていきます。
まずは洗車。
洗車をせずに磨き作業を行った場合、ドアモールに付着している汚れがドアモール自体に傷をつける恐れがあるのでめんどくさがらすに洗車しましょう。
洗車後、マスキング作業を行います。
ちなみにこのマスキング作業ですが
必ず実施してください。
ドアモールのウロコ状の水垢を取る作業は研磨剤による磨き作業ですが
見たところ、かなり粗目の研磨剤に感じられました。
おそらくこの研磨剤で塗装面をこすったらすぐさま傷がつくかと思います。
なのでケチらず、めんどくさがらずマスキング作業を行いましょう。
磨き作業自体は簡単
マスキングが終わったらいよいよ本番です。
専用スポンジに研磨剤を少量つけ、ドアモールを磨いていきます。
後はドアモールをこのスポンジで擦るのみ。
指先が疲れるかもしれませんが、根気よくこすっていきます。
ある程度こすった後(大体20~30往復)ドアモールのウロコ状の水垢が取れたか確認するため、綺麗なタオルで拭きます。
そうすると。。。。
綺麗さっぱりになりました。
ちなみに比較用として施工前のを載せます。
これこそ「雲泥の差」と呼びます。
PRO STAFFのアルミメッキモールクリーナー、かなりオススメです!
普通のコンパウンドだと落ちないの?
今回紹介 PRO STAFFのアルミメッキモールクリーナーを使うことでBMWのドアモールは綺麗にできることが伝わったかと思いますが
中には普通のコンパウンドを使ったらどうなるか疑問に思っている方もいるかと思います。
なので人柱になるべく、車の塗装面に使うためのコンパウンドの中の一番目が粗いものを使い実験してみました。
実験方法は簡単
塗装面用のコンパウンドを専用スポンジにつけ、磨くだけ
磨き作業に入ってすぐに気づいたのは塗装面用のコンパウンドのほうがはるかに抵抗が少ないこと。
塗装面を磨いているときは全然気づかなかったのですが
塗装面用のコンパウンドは油分が多いらしく、ドアモール用の研磨剤に比べ、はるかに滑らかな触感がしました。
ただ、滑らかというのかここでいうと悪い意味で、滑らかすぎて磨かれていない気がしました。
実際に30往復してみた結果がこちら
パット見、綺麗じゃんと思われるかもしれませんが
よく見るとうっすらとウロコ状の水垢の跡が残っているのが見えます。
写真では伝わりづらいのですが、光の反射具合でこの跡かなり目立つんです。
この状態まではコンパウンドでもなんとか施工できたのですが
ここから先はかなりの回数磨いても全然落ちませんでした。
そのため、コンパウンドがあるからとりあえずそれを使うというのは
稼働に対する効果に見合わないためおすすめしません。
まとめ
BMWのドアモールのウロコ状の水垢の除方法は以上となります。
先にも述べた通り、ドアモールは車全体に占める割合の中ではごく一部の部品です。
ただし、ドアモールが綺麗か汚いかだけで他人があなたの車を見たとき
その車に対するイメージががらりと変わってしまいます。
特に私が乗っているBMW E90 320iはE46世代からボディーサイズが飛躍的に大きくなった世代であり
近代的なデザインに近づいた世代でもある為、ドアモールが綺麗であれば13年前の車種に見えないようなポテンシャルを秘めいていると個人的に思っております。
他人があなたの車を見て、まだまだ乗れる車と思われるためにもドアモールの磨き作業はおススメします。
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