馬力がない車に乗るメリット5選

ローパワー_サムネ
ローパワー_サムネ

皆さんこんにちは、わいぐち(@yguchi_E90_320i)です。

車好きであれば誰しもがハイパワー車にあこがれを抱くかもしれませんが

私は過去2回購入した車がどちらも2リッターNAエンジンを搭載した車で、お世辞にもハイパワーな車とは言えない車に乗ってきました。

しかし、その中で車は馬力がすべてじゃないということを学びましたので、今回はローパワーな車のメリットを5つほど紹介させていただきます。

  

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私の愛車歴はこの2台

それでは本題に入る前、私の車歴について少し触れていきたいと思います。

  

1台目:トヨタ アルテッツァ RS200

アルテッツァ
乗り換える前日に撮った写真です
 メーカー:トヨタ
 車種:アルテッツァ RS200
 グレード:Zエディション
 駆動方式:FR
 ミッション:6速マニュアル
 排気量:2000㏄
 馬力:210馬力(カタログ値)
 車重:1,320kg 

  

2台目:BMW3シリーズ (E90 320i) 

320i
今の相棒はこちら
 メーカー:BMW
 車種:E90 320i
 グレード:Mスポーツ
 駆動方式:FR
 ミッション:6速マニュアル
 排気量:2000㏄
 馬力:150馬力(カタログ値)
 車重:1,430kg 

  

どちらもFRセダンで2リッターNAという共通点があります。

なお、アルテッツァはそこまでではないですが、BMWの3シリーズに関しては150馬力。。。。

下手するとそこら辺のコンパクトカーにも馬力で負けそうな勢いです笑

  

ここまで馬力が少ないと運転が楽しくないのではないと思われるかもしれませんが、実はそんなことはないですよ?

  

それではローパワーな車がどのようなメリットをもたらすか解説していきます。

  

わいぐち
わいぐち

この二台は似て非なる特徴を持っていますよ!

  

  

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メリット①:車重の軽さがもたらす回頭性

ます最初に取り上げるメリットは

  

排気量が大きい車に比べ、車重が軽く、回頭性良いということです

  

良い例として挙げられるのはBMWの3シリーズですが、こちらの車は同じボディで2リッターNAから3リッターターボのエンジンが用意されています。

排気量と過給機がつくと馬力も上がり、加速性能が上がるのは間違いないのですが

  

エンジンが大型化することによって車重も必然的に増えてしまいます。

  

320iと335iの車重

320i335i
1,430kg1,620kg

  

上記表でもわかる通り、320iと335iでは190㎏の重量差が存在します。

もちろん、ブレーキ等の違いはあるものの、この重量増の大半はエンジンの重量のよる物の為

  

フロントが重くなり、前後重量配分が崩れることにより、車の回頭性が悪くなります。

  

ちなみに重量増による回頭性の悪化に関しては

  

土屋圭一さんもE90の330iと320iを群サイで試乗した際、指摘されていたので間違いないかと思います。

  

残念ながら330i(車重:1,550㎏)との比較でしたが、335iより軽い車でこのような結果が出るので、335iは回頭性が更に悪化することが容易に想像できます。

  

わいぐち
わいぐち

「軽さは正義」ということですね!

  

参考動画

  

  

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メリット②:燃費がいい

320i 燃費
E90 320iで達成した最高燃費は18.5km/lとカタログ値を大幅に上回った

続いて紹介するローパワーな車のメリットは燃費が良いことです。

以下表はBMW3シリーズ(E90)のそれぞれの燃費を現したものです。

  

BMW3シリーズ燃費情報

車種排気量燃費
320i2000㏄11.4km/l
323i2500cc9.4km/l
325i2500cc9.3km/l
330i3000cc9.3km/l
335i3000cc ターボ8.9km/l

  

このように基本的に排気量が増えると燃費は悪化します。

なお、その要因ですが

  

車重の増加

エンジンのフリクションの増加

エンジンの吸気抵抗の増加

  

などが要因とされています。

そのため、見た目重視で車を買う方であれば

 

エンジンの排気量は少ないグレードを選んだ方が経済的に楽かもしれません。

  

わいぐち
わいぐち

長距離を運転する方は燃費気にしますよね。。。

  

  

メリット③:メンテナンスが楽

アルテッツァ_エンジンルーム
3S-GEを積んでるアルテッツァはラジエーターとエンジンの間にたんまりスペースがあります

続いて紹介するメリットはすべてのローパワー車に言えることではないですが、より大きなエンジンを積むことができるように設計されている車であれば

  

排気量が小さいエンジンを選ぶことにより、エンジン回り整備性が向上します。

 

これはアルテッツァ(RS200)でも3シリーズ(320i)でも同じことが言えるのですが、直列6気筒エンジンを搭載できるように設計されたエンジンルームに4気筒エンジンを入れています。

2気筒分なくなったことにより、エンジンの全長が短くなるのでオルタネーターやパワステなどへの整備性は格段に良くなります。

  

わいぐち
わいぐち

車をいじりたい人にとってはかなりのメリットです

  

  

メリット④:シフト操作が上手くなる

4つ目メリットとして紹介するのは、マニュアル車限定の話になりますが、ローパワーな車の方が、シフト操作が上手くなると個人的に考えております。

というのも、馬力が少ない車で峠道を走る場合

  

こまめにシフト操作を行わないと急勾配などで失速し、スムーズな運転ができないからです。

  

いっけんめんどくさいように聞こえるかもしれませんが、マニュアル車を乗るのであればシフト操作は醍醐味ですし

  

ある意味強制的にシフトを強いられるのでハイパワー車で峠を3速で流している人よりか、シフト操作は上手くなるでしょう。

  

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メリット⑤:街中でもベタ踏みできる

最後に紹介するメリットもドライビングに関わる物ですが

  

ローパワーな車の場合、街中でもアクセルを全開にすることができます。

  

ハイパワー車に乗るとわかるかもしれませんが

  

アクセルを全開にできない状態がずっと続くのは、かなりのストレスと感じるものです。

  

ハイパワー車の場合、たとえ道が開けてアクセルを踏めたとしてもすぐ制限速度に達してしまいます。

一方、ローパワー車は加速力こそ鈍いものの、ハイパワー車に比べ、アクセルを踏み込めるシチュエーションが多いので、人によってはストレスが溜まりずらいでしょう。

  

  

まとめ

それではローパワーな車に乗るメリット5選は以上となります。

読んでいる人の中には「ハイパワーな車を買えない僻みじゃん」と思われた人もいるかと思いますが、ローパワーな車には乗ってみないと理解できない魅力がありますよ?

ただし、ハイパワー車が生み出す圧倒的な加速力の魅力も私は理解していますし、それこそ富士スピードウェイを走っていると「もっと馬力が欲しい」と思うこともあります。

いずれにせよ、ハイな車もローな車もそれぞれの良さがありますので両方乗ってみることを私はおすすめします。

それではまた!

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