皆さんこんにちは、わいぐち(@yguchi_E90_320i)です。
車好きの皆さんであれば、街中を走るツヤツヤの車を目で追ってしまったこと
一度はありますよね?
見た瞬間
おーーーー、かっこいい!
と思うかもしれませんが
あの光沢はどのように出しているかご存じでしょうか?
実はただ洗車しただけではあの光沢感を出すことはできません。
今回の記事は車の塗装処理の一つ、「鏡面仕上げ」について概要と、そのメリット、デメリットについて紹介していきたいと思います。
1.そもそも鏡面仕上げとは何か
冒頭でいきなり「鏡面仕上げ」というワードが出てきたと思いますが
まさにこの処理を行うと車の光沢が増します。
鏡の面と書いて(きょうめん)と読みます。
パッと漢字だけを見ると車の塗装を鏡にでも変えるのかを思うかもしれませんが
そういうわけではございません笑
どちらかというと鏡のように反射する塗装面に仕上げるため、鏡面仕上げと呼びます。
そのため再塗装をするわけではございません。
2.鏡面仕上げの原理
鏡面仕上げの原理はいたってシンプルであり
塗装面の微細な傷や塗装のうねりを最小限にし
ミクロな世界で塗装面をより平らにすることによって光の乱反射を防ぎ
光沢感を増しているだけです。
基本的に塗装面を平らにする作業なので必要なのはサンドペーパーやコンパウンドなど塗装を研磨するものです。
そのため処理に必要なものはホームセンターやカーショップで簡単にそろえることができます。
3.鏡面仕上げを行うメリットについて
鏡面仕上げを行うメリットについては言うまでもありません。
車の光沢感が増し、他を圧倒する輝きを得られること。
本当にこれのために行う処理のため、これ以外のメリットは基本的にないのですが
強いていうのであれば研磨作業を必ず行うので
小傷が消える
染みついた水垢が消える
などもあげられます。
ただし、傷や水垢が消えるのも含めて鏡面仕上げと考えるのであれば本当に光沢感が増す以外ないかもしれません。
4.鏡面仕上げによるデメリットについて
では皆さんお待ちかね(笑)鏡面仕上げのデメリットについてを紹介していきたいと思います。
①加工の際のリスクが高い
あくまでも自分で施工する時の話ですが、鏡面仕上げにする=塗装面を削っていることと変わりありません。
そのため、調子に乗って研磨作業をやりすぎた場合
塗装が剥げます。。。。
塗装が剥げた場合、再塗装するしか直す方法がなく、たとえ手のひらに収まる大きさの剥げだとしても
その周辺も高確率で塗装が薄くなっているため
広範囲で再塗装が必要になるでしょう。
そのため失敗した時のリスクが高いのが最大のデメリットです。
②小さな傷やへこみが目立つようになる
あくまでもこれは相対的な話ではありますが
塗装面がきれいになり光沢感が増すと、今まで気になっていなかった傷やへこみがより鮮明に浮かび上がり、かえって目立ってしまうことがあります。
特にへこみについては光沢が増した結果、初めて存在に気ついたなんてこともあります。
へこみも含め、修復を行う予定であれば何の問題もないのですが、
そこまで考えていない場合
光沢仕上げにしたことで新たな悩みの種を生み出すこともあります。
そのため、処理する前に気になる傷やへこみが無いか念入りに確認し、総合的な判断で実施をすることをお勧めします。
③トンボに卵を産み付けられる
このデメリットについて、「意味わからん」と思うかもしれませんが割と真面目に言っています笑
実は光沢があ多い車の場合、トンボが寄ってきて塗装面に卵を産み付けていきます。
。。。。なんで??
と思うかもしれませんが、トンボって水面に向かって卵を産み落としますよね?
どうやら光沢がある塗装面を見ると、水面の反射に似ているためか塗装の上に産卵を行います。。。。
まあ。これについての対処法はないのですが
昆虫が大嫌いな方や、洗車の時に干からびた卵をどうしても見たくないという方はやめたほうがいいでしょう笑
5.まとめ
鏡面仕上げについての説明とメリット、デメリットについての紹介はいかがでしたでしょうか。
文量だけ見るとメリットが少ないように感じられるかもしれませんが鏡面仕上げにすることで
・古い車が新しく見える。
・交差点で視線を集められる
・駐車場に止めた際、周りの車が気を使ってくれる
など、定性的なものを含めればきりがないほどメリットが出てくるかと思います。
デザイン性を求め、あえて錆を出しているなどを除けば愛車を綺麗な状態で維持したいのは車好きの真理かと思います。
もしもこの記事を読んで鏡面仕上げについて興味が湧いたのであれば、
ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
こちらの記事に具体的な施工方法をまとめましたので参考にしていただけると幸いです。
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