皆さんこんにちは、わいぐち(@yguchi_E90_320i)です。
東京モーターショー2019で注目をされていた車の中にダイハツが展示していた「新型コンパクトSUV」というものがありましたね。
今回、車種名は発表になっていないものの、噂ではダイハツが1992年から2002年の間に販売していたSUV「ロッキー」の名前を復活させるのではないか等騒がれていますね。
今回はこの新型ロッキーについて、東京モーターショー2019で撮影した写真を元に車両レビューを行っていきたいと思います。
※こちらの車両は以下「新型ロッキー」として紹介させていただきます。
まずは基本スペックから
新型ロッキーの基本スペックはこのように掲載されていました。
■基本スペック
車両寸法(全長・全幅・全高) | 3,995mm・1,695mm・1,620mm |
ホイールベース | 2,525mm |
車両重量 | 980㎏ |
エンジン | 水平直列3気筒12バルブDOHC インタークーラーターボ横置 |
排気量 | 996cc |
最高出力 | 72kW/6,000rpm |
最高馬力 | 98ps/6,000rpm |
最大トルク | 140N・m [14.3kg・m]/2,400~4,000rpm |
乗車定員 | 5人 |
駆動方式 | FF |
トランスミッション | CVT |
タイヤサイズ | 195/60/R17 |
製造事業者 | ダイハツ工業株式会社 |
こちらが今回公開された基本スペックの一覧です。
見て最初に気になったのは
車両重量が980㎏ということです。
現行スイフトをはじめ、最近の日本のコンパクトカーは本当に軽いですよね
これは パワーウェイトレシオ で考えるとちょうど10kg/psですので、普段の足として使うには十分な加速をすることが想定できます。
今回少し残念だなと思ったのは駆動方式とトランスミッションです。
もちろん本格的なクロカンマシーンというわけではないことは重々承知の上ですが、せめて四駆は用意してほしいですね。
また、個人的な意見ではありますがCVTは加速する時のエンジン音が嫌いなのでせめてAT、あわよくばMTのオプションを用意いただけると嬉しいです。
外装はあの車に似てる。。。!?
こちらのブログ記事のトップ画像を見て同じことを思った人がいるかもしれませんが
ダイハツの新型ロッキーは最近発売された話題性のある車にすごく似ているのです。
そう、トヨタのRAV4にデザインが似ています。
例えるなら「弟」みたいな感じですかね
グリルやヘッドライトなどの形は似ており、少し子ぶりに、かわいくした感じに見えますね。
ちなみにリアはこのようなデザインですが
少し丸みは帯びているものの、テールライトがボディとトランクの2ピース型な所など、今回の新型ロッキーはやっぱりRAV4を意識しているように感じます。
ヘッドライトの拡大写真はこちら
確信をもって言えませんが、ヘッドライト内のリフレクターの形から推測すると新型ロッキーはLEDライトを搭載しているかと思われます。
ウィンカーはおそらく一番外側でしょうか。
あくまでもこの情報は私の予測なので間違っていたらすみません。
フロントバンパー下部にはデイライトらしきLEDとフォグ、ソナーセンサーがありました。
当たり前ではありますが、リアバンパーにもソナーセンサーが左右に設置されています。
こちらは純正ホイールですが面白い形状をしていました。
これは3×3スポーク??6スポーク??
何といえばいいのでしょうか。
とにかく最近流行っているホイールの塗り分けを行っていることもあり、かなり立体的に見えるホイールでかっこよかったです。
なお、ホイールデザインに関しては不満はなかったですが
ホイールナット数が4つというのがなんとなく軽自動車に思えて安っぽいなと感じました。
ちなみにこちらはフロントウィンドウについているカメラ類ですが衝突安全や追尾などがついているかもしれませんね。
利便性の高そうな内装
次に内装の紹介です。
■運転席周り
まずハンドルですが、様々なボタンがついていますね。
右側には車の走行、主にクルーズ機能に関係するボタンが多く設置されており、左側は矢印キーとenterボタンが見受けれられるのでおそらくナビなどを操作できるのでしょう。
しかし気になったのがオーディオ関係の操作ボタンが左右に至る個所に分散されている事。
実際に使うとこのように配置したほうが使いやすいのかもしれませんが、個人的には分散されてていて覚えづらいなと感じました。
あと、とにかくボタンが多い!
こんなに多くのボタンを使いこなせる自信はないですね笑
今回の車両は電源が入っていないので動作している所を見ることはできなかったのですが
新型ロッキーのスピードメーターは全面液晶と見受けられます。
液晶にどのように表示されるのか大変興味がありますね。
運転席から視線を左に向けるとカーナビとエアコンの操作パネルがあります。
カーナビもメーター同様、電源が入っていなかったので操作性などを見ることはできなかったのですが、見る限り車種専用設計のナビに見えます。
使いやすいナビであることを願うばかりです。
エアコンの操作パネルに関してはとてもシンプルな作るになっていますが、
何といっても。。。。
エアコンがダイアル式です!
エアコンは物理ボタンで操作したい私としては大変うれしい仕様です。
新型フィットもそうでしたが、最近エアコンは再び物理ボタン化がトレンドなんですかね?
少なくても私としてはうれしい流れです。
エアコンパネルの下にはシガーソケット、USBポートx2、そしてシートヒータのボタンがありました。
新型ロッキーはシートヒーターがついているようです。
小さくてもSUV、寒い地域に行った時を想定して搭載したのでしょうか。
いずれにせよ、シートヒーターは真冬のドライブの強い味方なのでうれしいですね!
シフトレバーはこのような形状となっていました。
最近の外車みたいにかなりこだわりを持ったデザインになっているわけではないのですが
マニュアルモードも搭載しているので利便性は高そうです。
無駄にこだわりを持って使いづらいゲート式のシフトレバーより全然よさそうですね。
■シート関係
次にシートについて紹介します。
こちらは新型ロッキーの助手席になりますが、シートは厚みもあり、座り心地は良かったです。
シートの調整も結構細かくできるようになっており、運転席の側面についているレバーで座面の高さを調整できます。
SUVはどうしても視野が悪くなってしまいがちなのでシートの高さ調整ができるのは素直にうれしいです。
肝心の2列目シートのシート面は撮り忘れてしまったのですが、新型ロッキーは2列目シートの左右についているレバーを引くことで
多少ではありますが、2列目シートもリクライニングさせることが可能です。
また、こちらのレバーを引きながら座席を前に倒すと、2列目のシートを畳み、トランクルームを広げることも可能です。
こちらは新型ロッキーの2列目シートに身長170cmの私が座った時に撮影した写真ですが、助手席を極端に前にしたいない状態でも十分スペースが確保されていました。
また、2列目にUSBポートが2つありました。
1列目の物を含めると全部でUSBポートが4つついているので、友達と出かけたとき、充電の争奪戦になることはなさそうです。
■収納関係
これが2列目のシートを起こした状態でのトランクルームです。
そこまで広いわけでも、狭いわけでもないですが新型ロッキーの特徴は下です。
トランクの床下を開けるとかなり大きい空間が現れます。
この収納スペースを使えば家族4人で旅行なども難なくできるかと思います。
一旦助手席に戻りますが、グローブボックスはこんな感じです。
標準的なサイズなものだと思います。
新型ロッキーはセンターコンソールも収納として使うことができます。
センターコンソールの蓋を開けるとこのような収納スペースが現れます。
ちなみに欲を言うのであれば、USBポートなど電源を撮れるものが内側にあればうれしかったです。
一列目のドアはドリンクを2本入れることを想定した形状になっていました。
ちなみに2列目はドリンクが一本入る形状。
ドリンクホルダーも折り畳みの物が複数ある為
購入したドリンクを入れる場所に困ることはなさそうです。
最後は足回りを見てみましょう
それでは内装、外装を紹介させていただきましたので、最後に足回りを見ていきたいと思います。
■フロント周り
こちらはフロントタイヤ周りの足回りをしたから撮影したものですが
フロントは マクファーソンストラットっぽいですね。
次ん写真はリアタイヤ周りをしたから撮影したものですが
リアはトーションビーム式のようですね。
足回りを見る限り、今回の新型ロッキーは「SUV」であるものの、足回りはいたって普通なFF乗用車ですね。
まあ、冒頭でも述べたようにわかっていたことですが笑
しかし、考え方を変えれば乗用車ベースにすることで軽量化=燃費向上につながっていることが想像できる為
世の中の大半の人にとってはメリットだと思います。
まとめ
以上で新型ロッキーの実車レビューを終わりたいと思います。
皆さん、写真を見ていかがでしたでしょうか
正直、人が多すぎて正面からの写真などが撮れなかったことを後悔していますが、少しでもこの車の魅力が伝わっているのであれば私としてはうれしいです。
今回この車は試乗はもちろんのこと、電源も入っていない状態でしたので、今後機会があれば試乗インプレッションなども行っていきたいと思います。
それではまた!
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