皆さんこんにちは、わいぐち(@yguchi_E90_320i)です。
前回タイヤのインチアップを行うことについてのメリット、デメリットを記事にさせていただきましたが、今回の記事はインチアップ関連でもう少しニッチな内容で書いていきます。
今回の内容は。。。。。
軽量ホイールでインチアップを行った場合車は軽量化されるのか
前回の記事でインチアップとはタイヤ全体の外径を変えずにホイールの大きさを変えることと説明しましたが、軽量ホイールでインチアップした場合、重量は増えると思いますか?減ると思いますか?
もちろん純正ホイールを同じ大きさの軽量ホイールに変えた場合、当然ですが車は軽くなりますよね??
・・・まあ、純正が超軽量ホイールなどのイレギュラーを除けばですが笑
しかし、インチアップをしつつホイールを変えた場合ってどうなるのでしょう。
アルミは増えるけどゴムは減る。。。。
いやまてよ。。。。そもそも鍛造ホイールなら強度が上がる分、使用しているアルミも減るんじゃ。。。。
うん、実に難しい質問です笑
正直私もこの疑問に対する答えを知らなかった為、私自身の疑問に回答する意味も含め、今回はこの内容についてまとめさせていただきます。
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比較するホイールはこちら
このブログは主にアルテッツァとBMW3シリーズについて書かせていただいている為、車両についてはこの二台とさせていただきます。
■アルテッツァ
● 純正ホイール:アルテッツァ純正17インチ
→ 4本: 17/7J /+50
● 軽量ホイール:RAYS VOLK RACING TE37 18インチ
→ 4本:18/7.5J/+48
■BMW3シリーズ(E90)
● 純正ホイール:styling 194 Mスポーツ純正17インチホイール
→ フロント:17/8J/34
→ リア:17/8.5J/34
● 軽量ホイール:ENKEI RS05RR 18インチホイール
→ フロント:18/8.5J/35
→ リア:18/9.5J/35
本当はJ数が同じホイールで考えたかったのですが、なかなか見つからなかったのと、インチアップしたらJ数が大きくなることがほとんどである為、J数が違うものを選択しました。
アルテッツァ用といて選んだ軽量ホイールは皆さん憧れのTE37です。
アルテッツァにつける人多いですよね??
3シリーズ用として選んだのはENKEIのRS05RR
なぜかというと。。。。まあ私が最近このホイールを買ったからです笑
タイヤの銘柄はすべて揃えます
使用するタイヤについてはすべて「ADVAN Sport V105」にそろえることでより正確な比較を行いたいともいます。
また、ADVAN Sport V105 を選択した理由はは以下の通り
■ADVAN Sport V105を選択した理由
①:この内容に興味持つ人が履いてそうなタイヤである
②:公式サイトに各サイズのタイヤ重量が乗っている。
なお、各ホイールに装着するタイヤサイズは以下の通り
■アルテッツァ
● 純正ホイール用タイヤ:215/45/17
● 軽量ホイール用タイヤ:225/40/18
■BMW3シリーズ(E90)
● 純正ホイール用タイヤ:
→ フロント:225/45/17
→ リア:255/40/17
● 軽量ホイール用タイヤ:
→ フロント:225/40/18
→ リア:255/35/18
なお、TE37へのインチアップは、タイヤの幅も太くすることが多いと思うのでタイヤも太くする設定で行いました。
RS05RRに関しては純正よりJ数は大きくなりますが履くタイヤは純正タイヤと同じ幅をチョイス!
タイヤサイズを変える、変えないも含めて検証していきます。
さあ、どうなるのでしょうか。
結果はこちら
それでは結果を見ていきましょう。
本当は一つのグラフにしたかったのですが、すべてまとめると細かくなりすぎ、スマホで見づらくなるため分けました笑
なお。3シリーズに関してはフロントとリア分けています。
合計重量増減は2つの表の合計値の値tなります。
■アルテッツアの場合
純正ホイール | インチアップ ホイール | インチアップ後 重量増減値 | |
ホイール重量 | 10.00kg | 7.40kg | -2.60kg |
タイヤ重量 | 9.50kg | 10.50kg | +1.00kg |
1本当たりの重量 | 19.50kg | 17.90kg | -1.60kg |
4本の総重量 | 78.00kg | 71.60kg | -6.40kg |
■3シリーズ(フロント)
純正ホイール | インチアップ ホイール | インチアップ後 重量増減値 | |
ホイール重量 | 10.36kg | 8.70kg | -1.66kg |
タイヤ重量 | 10.30kg | 10.50kg | +0.20kg |
1本当たりの重量 | 20.66kg | 19.20kg | -1.46kg |
2本の総重量 | 41.32kg | 38.4kg | -2.92kg |
■3シリーズ(リア)
純正ホイール | インチアップ ホイール | インチアップ後 重量増減値 | |
ホイール重量 | 10.70kg | 9.05kg | -1.65kg |
タイヤ重量 | 11.100kg | 11.10kg | +0.00kg |
1本当たりの重量 | 21.80kg | 20.15kg | -1.65kg |
2本の総重量 | 43.60kg | 40.30kg | -3.30kg |
アルテッツァの場合、合計6.4kgの軽量化
BMW 3シリーズの場合、合計6.22kgの軽量化
という結果になりました。
セダンだと軽量ホイールによるインチアップで大体6kg軽量化されるんですね!
わかったこと
まずこの記事のタイトル「軽量ホイールでインチアップした場合車は軽量化されるのか」に対する答えですが。
どのパターンでも軽量化されてますね!
ただし今回は1インチアップで検証してます。
おそらく2インチアップになると同じもしくは重量増となるでしょう。
また、タイヤの重量変化もかなり面白いですね。
3シリーズのタイヤ重量を見ていただきたいのですがフロントもリアもタイヤの重量はほとんど変わっていませんね。
しかしアルテッツァの場合はタイヤを太くしたので重量が1キロほど増えていますね!
これを見てわかることとしては
タイヤを太くしない限りタイヤの重量はほぼ一緒である。
また、扁平率が小さくなったからと言ってタイヤの重量が減ることはない。
上記を踏まえてものすごく簡単に言うのであれば
タイヤの太さを変えないのであれば、ホイールの重量分軽量化される。
これを覚えておけば問題ないかと思います笑
最後に
こんなところで今回の記事は終了とさせていただきます。
個人的にモヤモヤしていた疑問でもあったため、答えが出てかなりすっきりしました。
でも。。。。
疑問も増えましたね笑
上記でも述べていますが、重量を維持できるのは何インチアップまでなのか。。。
SUVみたいな扁平率が大きなタイヤの場合、タイヤを太くしない限りタイヤの重さはほぼ同じの法則は通用するのか。。。。
などなど
考え出すときりがないですが、こちらについてもいつか記事にしていきたいと思います。
それでは!
コメント一覧
勉強になりました
通りすがりの人さん
こちらの記事を読んでいただきありがとうございます。
このテーマは個人的に気になっていたことだったので調べた記事をまとめた物でしたが、お役に立てたようで光栄です笑