皆さんこんにちは、わいぐち(@yguchi_E90_320i)です。
コンパクトカー好きの皆さま!
東京モーターショー2019にてついに発表になりましたね!
そう、日本のコンパクト市場で圧倒的に人気のある車種。。。
フィットです
今回は私が東京モーターショー2019で撮影した写真を元に新型フィットのレビューを行いたいと思います。
目次
【外装】プレスラインが少ないスムーズデザイン
今回の新型フィットを初めて見た時、思ったこととしては
かなり滑らかなボディラインになった事です
というのも3代目フィットはフィット史上、最もゴテゴテとしているデザインをしていて
中でもフェンダーからリアまでのサイド一面に入っているプレスラインが賛否両論の車種でありました。
そのため、今回新型が出た聞いた時、ゴテゴテデザインが継続されているのかと思っていたのですが
蓋を開いてみたら真逆で
プレスラインがほとんど入っていないデザインを採用しています。
どうやらマツダ3をはじめ、滑らかなボディラインが今後のトレンドになりそうですね。
プレスラインが入っていないデザインは一歩間違えると手を抜いたデザインに見えるため難しさもあるかと思いますが
今回の新型フィットに関しては個人的な感想ではあるのの、手抜き感は感じられませんでした。
ちなみにデザインを担当した人曰く、今回のフィットにカットラインが少ない理由の一つに
子供が洗車しやすいように
という意図が含まれているそうです。
子供が洗車がしやすい形状にすることによって洗車を通じてコミュニケーションを取りやすくしているとか
生活を支える車だけあり、一家の生活に配慮している所も素晴らしいですね。
【外装】ライトユニットはシンプルに
ボディのデザインをスムーズデザインにしたのにあわせ、ヘッドライト、テールライトユニットもかなりシンプルなデザインにしたと感じました。
しかし、「シンプル=安そう」という意味ではなく最新のライトユニットのトレンドを含みつつ、デザインを合わせてきている感じです。
■ヘッドライトユニット
まずはヘッドライトユニットですが、プロジェクター式のユニットが一つの物に見受けられます。
LEDの可能性も捨てきれませんが、ハロゲンやHIDバルブであれば一つのバルブにハイビームと、ロービーム二つのバルブがついている構造の物を採用しているかと思われます。
また、ウィンカーが点灯するところは見れなかったのですが、ヘッドライトユニットの上部、アイライン部分がウィンカーとして光る可能性が高そうに見受けられます。
■テールライトユニット
テールライトユニットは車体とトランクに分離した2ピースの構造を採用していました。
どうやらスモール時は上の画僧のように2本の帯状に光るそうです。
また、光っている所を見ていないので確証をもって言えませんが
中心の外側がウィンカー、内側がバックライド
のように見受けられます。
そして、気になるのがブレーキランプ
ブレーキを踏んだ時、2本の帯の光度が増すのか
それとも別の場所が光るのかは不明です。
【内装】広々とした運転席周り
それでは内装も見ていきたいと思います。
運転席に座って最初に思ったことは
車の大きさのわりに広く感じる事です。
普段セダンに乗っている私がコンパクトカーに乗ったらそう思うのも当たり前かもしれませんが
実は新型フィットは広く感じるような工夫が施されています。
その工夫とは。。。。
Aピラーをできるだけ前にし、細くしたことです。
ちなみにAピラーは世界最細らしいです。
もちろん、Aピラー自体が前に移動したことにより、空間的に広くなっているのもあるかもしれませんが
広く感じる理由は実際の空間より視覚的なところです。
そう、Aピラーが細いことで前方視野が非常に良いです。
このようにAピラーからドアの空間に三角窓が設置されている為、フロントガラスの大きさが実際の大きさより大きく見えます。
また、横の視野に関してもかなり見やすい構造になっているので安全性も高いでしょう。
ちなみに本当は三角窓含め一枚のガラスにしたかったらしいのですが技術的に難しかったそうです。
【内装】インテリアもこだわりがたくさん
それでは内装について紹介していきたいと思います。
■運転席周り
運転席に座ってまず目に入るのはハンドルとスピードメータでした。
ハンドルに関しては一見普通のハンドルに見えるかもしれませんが、よく見ると2スポークという珍しい形状をしています。
実は今回の新型フィット
内装は「水平基調」を意識したデザインになっています。
そのため、ハンドルも縦のラインが入らない2スポークになっているのです。
また、ハンドルの奥に見えるディスプレイが従来の車でいうスピードメータです。
試すことはできなかったのですが、燃費や走行状態等ボタン操作により速度以外の情報を表示することも可能だそうです。
■ハンドル周り
それではハンドルについているボタンを見ていきましょう。
こちらがハンドルの左側のボタン類です。
左に関してはオーディオ操作関係がまとまっているように見受けられます。
こちらが右側です。
右側は車の走行にまつわる機能「ホンダセンシング」の操作計がまとまっています。
ハンドルのボタンに関しては多すぎず、ゴテゴテしすぎていないのでちょうどいいのではないでしょうか。
ちなみに私は見たかったのですが、「LUXE」グレードに関してはハンドルヒーターをオプションで搭載することも可能だとか。
■センターパネル周り
それではセンターパネル周辺も見ていきましょう。
ナビの設置位置に関しては運転中の視野移動が少ないようにできるだけ上のほうに設置していました。
また、こちらのナビは一見標準搭載のように見えるかもしれませんがオプションだそうです。
ナビは2DIN規格を採用しており、中でも9インチぐらいの大きさをつけることを想定して設計しているそうです。
2DINを採用していることに関してはナビに拘りを持っている人にとっては良い点でしょう。
ナビの下に目を向けるとエアコンパネルがあります。
エアコンは最近では珍しくなったダイアル式
コストの関係上、エアコンの操作をタッチパネルに変えてしまう動きがある中、ダイアル式を採用してくれたのはうれしいですね!
。。。。。まあ、裏を返せばメーカー専用カーナビが無いからという理由かもせれませんが笑
エアコン関係の下にはシガーソケットとUSBポートがそれそれ1つありました。
最近はコンパクトカーでも標準でUSBがついてくるんですね
中古車ばっかり乗ってる私からすると驚きです笑
ちなみにこの部分は目立たないようにエアコンやナビのより1段奥に設置してあります。
この形状であればコードを指しっぱなしにしてもごちゃごやが目立たないと思うのでいいですね!
運転席の床にはシフトレバー関連があります。
一時期この部分をすべて上に持っていき、1列目も左右の移動ができるようにしていたコンパクトカーが多かった時代もありますが
今回の新型フィットに関してはそうなっていないみたいですね
個人的には1列目での左右の移動なんてほとんどしないと考えていますし
今回は水平基調を大切にしているのもあるのでシフト関係はここでいいのかと思いました。
また、パーキングブレーキは電子化、坂道で使えるブレーキアシスト機能があることが見受けられます。
■センターコンソール周り
次にセンターコンソールです。
センターコンソールに関しては2列目用のUSBポートが2つ設置してあるシンプルなものとなっていました。
実はモーターショー当日、このセンターコンソールに関しては手抜きだろと思っていたのですが、後日調べてわかったこととしては
センターコンソールについているレールに様々なものを追加して必要に応じて機能を増やして行けるそうです。
これを知った時、センターコンソールの写真、もっとちゃんとしたもの撮っておけばよかったと後悔しました。笑
それにしてもレールに自分が必要な機能をつけていけるのはいいですね!
フィットのように生産台数が多い車であれば、もしかしたら車中泊専用設計のパーツが出てくるかもしれません。
■二列目シート・トランクスペース
2列目シートについてはタイミングが悪かったのもあり、左右両方とも立っている所を撮ることができませんでした。
2列目は3人座れるように設計されており、左側のシートに真ん中のシートがついているいわゆる60:40の分割シートとなっていました。
ちなみに今回のフィットは室内の心地よさを重視したコンセプトでもある為、シートのクッションは3代目フィットよりも多く含まれているそうです。
実際座ってみたのですが、座り心地はよく長距離でも疲れにくそうに感じました。
2列目の左右両方を倒すとこのようになります。
トランクスペースとの段差はほとんどなかったのでフルフラットと呼んでも良いと感じました。
残念ながら今回運転席と助手席がどのくらい前に行くか確認することは出来なかったのですが
3代目フィットで車中泊を行っている人のブログなどが存在することからおそらく今回の新型フィットでも工夫次第で車中泊は可能だと思われます。
ちなみにこちらが2列目シートを立てたときのトランクスペースです。
見ての通りそこまで広いわけではございません。
工夫すればゴルフバッグが2つ入るか入らないかのサイズ感なので4人家族で旅行などに行く場合はルーフボックスが必要になるかと思います。
足回りはどうなの??
それでは最後に新型フィットの足回りを頑張って撮影してきたのでそちらを紹介させていただきます。
こちらは新型フィットのリア周りを下から撮影したものです。
少し見ずらいですがサスペンションの形状を見る限り
おそらくトーションビーム式(車軸式)ですね
フィットは3代目もリアに関してはトーションビーム式だそうなのでフィットユーザーであれば気にならないかもしれませんが
サスペンション界隈ではトーションビーム式は乗り心地が悪いと不評なので少し気になりました。
また、足回りではないですがアンダーパネルが割としっかり作られていてびっくりしました。
ここまであれば燃費や走行にも効果があらわれそうですね。
ちなみに肝心のフロントの足回りですが。。。。
撮り忘れてしまいました。。。。
すみません。
まとめ
以上で東京モーターショー2019で見てきた新型フィットのレビュー終了となります。
今回はあくまでも展示車両を見ることしかできなかった為、走行した時の乗り心地や今回ホンダ車として初めて搭載した2モーター式のハイブリットシステム「 e:HEV 」を試すことはできませんでした。
特に「 e:HEV 」に関しては今回ホンダがこの名称を初めて使うこともあり、どのような走りをするシステムになっているのか興味があります。
今後も走行インプレッション含め、新型フィットの情報を記事にしていきたいと思いますので興味がある方は定期的にブログを除いていただけると助かります。
また、ブログに新しい記事を追加した時はツイッターでつぶやくようにしていますので情報をいち早くキャッチしたい方は是非ツイッターをフォローしてください。
ツイッター:@yguchi_E90_320i
それではまた!
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