雪ドリ!?アルテッツァの雪道性能について

アルテッツァ_峠のパーキング雪
アルテッツァを雪が積もる峠のパーキングで撮影
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ネットで調べてもよくわからない雪道走行性能

※今回の記事は以前私が書いた駆動方式による雪道性能の違いについての内容を理解した前提で書かせていただきます。

  

皆さんこんにちは、わいぐち(@yguchi_E90_320i)です。

FR車を買う時、雪国に住んでいたりウィンタースポーツをする人は必ずと言っていいほど気にすることありますよね?

そう、雪道走破性能です。

当時スノーボードサークルに入っていた私は例外なくこの部分を気にしたのを記憶しています。

実際に「アルテッツァ 雪道」などでググると知恵袋でこのテーマについて聞いている投稿を目にすると思います。

ただ、難しいのが

投稿によって余裕!だったり全然ダメ!だったりいろいろな意見があり

結局何が正しいかわからないですよね笑

私が買う時も同じ悩みに直面したんですが、

私は北海道でもアルテッツァが走ってるんだから大丈夫だろ

という謎理論を展開して思いきって買いました笑

ただ、今から購入を考えている人は皆私みたいに単純な思考ではないと思うので、今回の記事では実際にアルテッツァで雪道を運転してみた結果をまとめたいと思います。

  

  

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圧雪された雪道なら全然大丈夫!!

そもそも雪道と一言で言っても色々な雪道があり

圧雪された雪道や

重機で除雪作業をしていなかったり、車の通行量が少なくて雪がまだふわふわしている深雪状態などがあります。

  

アルテッツァを峠の圧雪面で撮影
圧雪の例。比較的走りやすい

  

アルテッツァを峠の深雪で撮影
深雪を走った記録。走るというよりソリみたいに滑る!?

  

また、雪の解け具合によって走れるか変わったりします。

深雪の画像でびっくりした人もいるかもしれないですが、一度話を圧雪に戻します。笑

実は圧雪道路の場合、FRのアルテッツァでもすいすい走れちゃいます!

実際に長野県白馬村へスノーボードに行くことが多かったですが、アルテッツァでも普通に行けてました。

何なら圧雪道路は結構トラクションがいいんですよ。

下手な砂利道より全然グリップするので最初びっくりしました。笑

ちなみにタイトルにある雪ドリにひかれてここにたどり着いた人には言っておきますが、圧雪が一番楽しい….んじゃないでしょうか?笑

ただ、圧雪でも雪が解け始めていると話は変わってきます。

水分が多い雪は滑りやすく、でたとえ圧雪だとしても上り坂とかだと登れないこともしばしばありました。

もちろん、チェーンをつければ登れますけどね笑

まあそんなこんなで気温が高い日は注意が必要です!

  

  

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深雪は。。。走れるのか。。??

アルテッツァを峠の深雪でローアングル撮影

さあ、みんなが気にしている深雪の話をします。

深雪は。。。。そもそも本来車が走るものじゃないと感じました。。。笑

この記事の冒頭に北海道でアルテッツァ走ってるから大丈夫でしょって謎理論を展開したと思いますが、北海道って冬季、莫大の予算を国が負担して除雪を行っているんですよ

だから上の写真のような深雪なんて走ることがないんです。

よくネットでで東京は雪が10cmぐらい降っただけで大騒ぎして情けないとか言われてますが

  

大騒ぎしますよそれは

だって除雪されないんだもん!

  

たぶん知恵袋の走れるとか走れないっていう回答の差ってここからきているんだろうな笑

とまあ、北海道の話は置いといて

アウトドアとかする場合はこのような状況に遭遇するかもしれないですよね。

ここからはどうしても深雪を走ることになった時に走れる走れないの見極め方法と準備するものをお伝えします。

  

  

走れる基準

登れそうで登れない峠の深雪道路

走れるか、走れないかの基準は雪の状況や履いているスタットレスの性能などによっても変わるのでひとまとめには言えないですが

私が感じた基準は

  

雪が車体の下を擦るようになったら終わり。

  

たぶんこれってアルテッツァ限定の話じゃなくて駆動方式関係なく言えることなのかもしれないけど

アルテッツァで深雪を走ってみたとき

車体の下に雪が当たるまでは横に振られながらもなんとか進むことができたんです。

ただ、雪が車体の底をするようになってからはもうだめです。

完全に亀になりました笑

でも。。。逆に言うと雪が車体の下をすらないレベルであればなんとなく走れちゃうもんです。

アルテッツァの場合、前後重量配分が50:50に近いので後輪にトラクションがかかりやすく、FRの中では雪道に強いのではないでしょうか。

ただし、深雪を走るならスタットレスタイヤのみでは絶対にやめたほうがいいですよ!!

いつスタックしてもおかしくないので備えは大切です。

  

  

雪道に備えるもの

アルテッツァにチェーンを装着

雪道を走るにはスタットレスがあれば大丈夫と思われてる方、その認識は間違いですよ!?

スタットレスタイヤはあくまでもノーマルタイヤより雪に強いだけであり、どんな雪道でも走れる魔法のタイヤではありません。

そこでスタットレスタイヤは履いている前提で、追加で用意しておくものを紹介します。

  

①タイヤチェーン

スタットレスを履いている車はチェーンを携帯していないことが多いらしいのですが、スタットレスタイヤとチェーンでは雪道走破性能にかなりの差があります。

実際にアルテッツァで深雪を走行した時、最終的にスタットレスタイヤだけでは身動きが取れなくなり、タイヤチェーンを使用しました。

チェーンには大きく分けて2種類あります。

  

A.金属チェーン

  

金属チェーンに関しては雪道でのグリップが非金属に比べて高く、収納するときはコンパクトだけど乗り心地が悪く、使いすぎるとチェーンが切れて車のボディーに傷がつくことがあります。

  

B.非金属チェーン

  

  

非金属チェーンは乗り心地が金属の物に比べてよく、切れるリスクも少ない代わりに収納性が悪いという特徴があります。

どちらを買うかは難しい選択ですが、よくチェーンを使うのであれば収納性は犠牲にして非金属

緊急用として持っておくなら収納性をとって金属がいいかと思います。


②スコップ

  

  

スタットレスタイヤ+チェーンでも車体の底に雪が擦っているとスタックすることもしばしばあります。

こうなった時はもう雪かきをするしか車を動かせなくなります。

そんな時にスコップがなかったら。。。。

氷点下の中、素手で作業することに。。。。。

想像しただけでも指先が冷えますね。

こんなことが現実に起きないように

折り畳み式の携帯スコップでもいいので一つ車の中に入れておきましょう。


③防寒具

  

  

は、何言ってんの??

って思わないでくださいね笑

雪道でスタックした時、脱出できる保証なんてどこにもないですよ?

近くに町とかあればいいですが、交通量が少ない山道とかだと車が一台も通らないなんてざらです。

そんな時は車で野宿になるんですが

車はめっちゃ冷えます!!

まあ鉄の塊ですからね

車内なんて2時間もすれば外気と同じ気温になります。

そんな時、緊急用の防寒具があるか無いかではかなり大きな差になります。

最悪生死を分けるかもしれませんよ??

だから車に積んでおきましょう!!防寒着!!

  

  

【結論】雪を気にしてアルテッツァを買わない理由なない!

雪化粧をした富士山をバックに撮影したアルテッツァ
早朝、頑張って雪道を走破すると絶景が待ってます笑

今回実際に私がアルテッツァで経験した雪道を画像付きで紹介し、実際に走ってみた感想をまとめさせていただきました。

アルテッツァはFRだから雪道が心配だという方、確かに四駆やFFに比べたら弱いし、チェーンをつけないといけない回数は多いかもしれません。

ただし、チェーンさえ持っていれば駆動方式による雪道性能なんてほぼほぼ同じです。

チェーンをつけるのがめんどくさい。。。と言われてしまったらそこまでなんですが

それを受け入れることによって、気持ちいいステアリングフィールの車を手にすることができますよ!?

一年中雪が降るわけでもないし、ドライ路面を走るほうが断然多いんだからやっぱり楽しさを捨てないことをおすすめします!

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