皆さんこんにちは、YguchiBlogブログ主のわいぐち(@yguchi_E90_320i)です。
外車を買おうか検討したことがある方なら一度は必ず気にしたことがあるといいっても過言ではないのが車のメンテナンスについてです。
新車ならディーラーにもっていけば問題なく交換してもらえるでしょうが、中古で買った場合、ディーラーとの付き合いもないのでなんとなく車をもっていき辛いですよね?
そうなるとカー用品店などでの交換を想像しますが、友達や親に聞くと「交換できるの?」と質問され不安になることもあるかと思います。
そこで今回は、そんな不安を抱いている外車の購入検討している人向けに、実際にカー用品店大手のオートバックスに外車のエンジンオイル交換を依頼してみた記録を記事にまとめたいと思います。
車両と交換したお店の紹介
今回の記事は「外車」と書かせていただきましたが、外車はかなり幅広いのでまずは今回エンジンオイル交換に出した車の紹介をさせていただきます。
■車両紹介
車種名:BMW E90 320i
年式:2007年式
走行距離(オイル交換時):151,141km
車両の紹介こんなところです。
私もこの車を中古で買った身なので、リコールの修理以外、ディーラーにお世話になったことはないです。
そのため、基本的に自分で治すか、街角のカーショップかカー用品店で整備を済ませております。
■交換を依頼したお店
店舗名:スーパーオートバックス NAGOYABAY店
名前を見ての通り、こちらのオートバックスは規模が大きい、いわば基幹店なので品ぞろえもかなり豊富です。
そのため、外車に適したオイルや、外国のオイルも置いている所が外車のエンジンオイル交換に適していると言えます。
※私の経験上、オートバックスやイエローハットなどのカー用品店であればこちらに記事に記載させていただいた「できる」「できない」に差はないと思いますが、絶対とは言いきれないため、あくまでも参考とし、交換を依頼される際は事前に電話などで確認を取るようにお願いします。
エンジンオイルの選択肢は豊富
それでは本題のエンジンオイル交換について伝えていきたいと思います。
まず始めに、エンジンオイルの選択からですが、残念ながらBMWの純正オイルは置いていませんでした。
だからと言って交換できないというわけではなく、エンジンオイルは粘度が一致していれば基本的にどの銘柄を入れても大丈夫だとされています。
ちなみにエンジンオイルの粘度はSAE粘度で表記されており
5W-30
0W-40
15w-50
このような表記で表されています。
ちなみに左の数字は低温時の粘度、右の数字が高温時の粘度にを現しており、数字が大きいほど粘度が高くなります。
エンジンオイルの粘度選択は自由ではありますが、もしも自信がない場合は車の取扱説明書やオートバックスのようなカー用品店においてある適合表を見て粘度を決めるといいでしょう。
ちなみに参考までですが、私は毎回 WAKO’S PRO STAGE S 10w-40を投入しております。(適合は無視してます笑)
オイルフィルター交換や添加剤投入も
オートバックスで外車はエンジンオイルの交換だけでなく、オイルフィルターや多種にわたる添加剤投入を同時に行ってくれます。
需要があるかわかりませんが、以下に私がエンジンオイルを交換する時必ず交換or施工している内容をのせておきますのでよかったら参考にしてください。
■オイルフィルター
多くのお店ではオイルフィルターは2回に一回の交換で大丈夫という説明を受けますが、個人的には毎回交換してもいいと考えています。
なぜなら。。。
・金額が2000円ほどでそこまで高くない
・オイルフィルター内にエンジンオイルがたまっている為、一緒に交換したほうがオイルがきれいになる。
等の低コストですし、気分的に交換したほうが気持ちいいのでオートバックスに毎回依頼しています。
■カストール エンジンシャンプー
エンジンオイルと共に交換というわけではないですが、こちらのカストールのエンジンシャンプーを交換前に投入し、10分ほどアイドリングを行った後、エンジンオイルの交換を行うと、エンジン内部にへばりついたスラッジなどをより多く除去できるといわれております。
そのため、2000円ほどかかってしまいますが、可能であればこのような添加剤を入れるのもおすすめです。
■ WAKO’S Engine PS
車両紹介の時も書きましたが、私のBMWは走行距離15万キロ越えの長老となっております。
そのため、残念ながらステムシールからのエンジンオイル漏れが発生しており、アイドリング時にオイル下がりを起こしていると思われます。
なので、オイル下がりの予防としてもこちらの添加剤をエンジンオイル投入時、混ぜてもらっています。
ちなみに、効果は結構ありますので、もしもマフラーからの白煙に悩まされている人がいればお勧めです。
と、まあこのようにオートバックスではエンジンオイルの交換に付随することであれば外車であっても施工してもらえるのでこの点に関しては国産車と違いはないでしょう。
外車だとできないこともある
ここまで読むと国産車と遜色ない整備をしてもらえると思われるかもしれませんが、現実はそこまでやさしくはありません。
やはり、外車だと受け付けてもらいえない整備があったのでいくつか紹介したいと思います。
■エンジンオイルの下抜き
実はエンジンオイルを交換する際、エンジンオイルの抜き方に2種類あるのはご存じですか?
1つは車の下部についているドレインボルトからエンジンオイルを抜く「下抜き」
2つ目はエンジンオイルを注ぐオイルキャップからホースを入れ、エンジンオイルを吸い上げる「上抜き」
どちらが良いか賛否両論はあるものの、下抜きを行った方がより多くのエンジンオイルを抜くことができるというのが一般的な認識かと思います。
オートバックスなどのカー用品店で外車のエンジンオイルの交換を行う場合、下抜きでお願いすると拒否されますのでもしもどうしても下から抜きたいという方であれば、どこかの車屋さんにもっていくことをオススメします。
ちなみに国産車であれば、お願いすれば下抜きをやってくれるはずです。
■エンジンオイルフラッシング
続いて紹介するのはエンジンオイルによるフラッシングです。
オイルフラッシングとは古いエンジンオイルを交換する後、一度安価なオイルを入れ10分ほどアイドリングさせた後、安価なオイルを抜き、本命の新しいオイルを入れる作業です。
エンジンオイルはたとえ下抜きをしたとしても、完全に抜き切ることは不可能な為、よりきれいな状態を求めるのであれば抜ききれなかった汚いエンジンオイルを安価なオイルと中和し、再度エンジンオイルを抜く作業が必要となります。
また、オイルフラッシングを行うと、エンジン内部のスラッジも取れるとされているので国産車に乗っていた時は2回に一回はお願いしていたんですが、外車に乗り始めてからは出来なくなってしましました。
■デフ・ミッションオイル交換
こちらに関してはエンジンオイルではないですが、国産車であればミッションオイル、ATF、デフオイル等の交換も受け付けてもらえました。
しかし、外車の場合、比較的ローリスクなデフオイルですら交換してくれないので、エンジンオイル以外の油種を定期的に交換したいのであれば自分でやるかショップに持ち込む必要があるかと思います。
条件を踏まえたおすすめ交換メニュー
さて、ここまでできる作業、できない作業の紹介を行いましたので、それを踏まえ、オートバックスなどのカー用品店で定期的にエンジンオイルを交換しようと考えている方向けにオススメ交換メニューを紹介します。
■わいぐちオススメエンジン交換メニュー
①交換時期
5000~7000km走行後
②油種
車に適したもの
③オイルフィルター
毎回交換
④添加剤等
紹介した「カストール エンジンシャンプー 」等、スラッジ除去を目的としたものの投入
このようなメニューをお勧めします。
ちなみに①のオイル交換周期を早く設定しているのはオイルフラッシングができないためです。1万キロぐらい走ってしまうとエンジンオイルがかなり汚れてしまい、新油を入れたとしても結構早い段階で汚れ始めます。
そのため、できるだけ良い状態を長く維持する為にも遅くても7000キロでの交換をオススメしています。
また、④の添加剤についてもオイルフラッシングが使えない為、毎回行っています。
結局は外のオイルフラッシングをやってくれたらいいのにな。。。という話しですね笑
まとめ
それでは長くなりましたが、外車のエンジンオイルをオートバックスに依頼してみた時の記録を紹介させていただきました。
いかがでしたでしょうか?
外車を中古で書いたけど定期的なメンテナンスとされているエンジンオイルの交換は拘らなければ実施できることがわかっていただけたと思います。
そのため、エンジンオイルに関しては安心して大丈夫かと思います。
ただ、、、中古の外車はめちゃくちゃ壊れますので。。。
結局はショップやディーラーもしくは自分の力が重要になるということだけ最後にお伝えし、お別れさせていただきます!笑
それではまた!
コメント一覧