皆さんこんにちは
YguchiBlogブログ主のわいぐち(@yguchi_E90_320i)です。
車を所有する人は車の洗車をはじめ、何かしらのメンテナンスを行っているかと思いますが、その中でも意外と人気なのが
ガソリン添加剤によるエンジン洗浄です。
おそらくガソリンに添加剤を混ぜるだけでエンジンの洗浄ができるという手軽さもあり、カー用品店に行くとどの添加剤にすればいいのか迷うほど多種多様な商品が並んでいます。
しかし、エンジン添加剤の効果はエンジン内部で発生している為、本当に効果があったかはわかり辛く、レビュー記事などを見るとフィーリングで語っている記事がほとんどで、「プラシーボ効果なのでは?」と思うことも多々あります。
そのため今回は実際にエンジン添加剤を投入し、その効果使用前と使用後のシリンダーヘッドの画像を元に検証していきたいと思います。
タービュランス社のGA-01を使用
それでは効果検証に入る前に、今回使用したエンジン添加剤を紹介します。
今回使用したのは。。。
タービュランス社のGA-01添加剤(2本です)
こちらは基本的に2本1セットで販売されている為、箱も2本入る大きさのもので販売されています。
中にはGA-012本と使用方法が記載された取扱説明書が一つ入っています。
ちなみに数あるエンジン添加剤の中からタービュランス社のGA-01 を選択した理由ですが。
PEA(ポリエーテルアミン)純度100%の商品だからです
PEAにはカーボンやオイル汚れなどを強力に溶かし、取り除く作用がある物質であり、ガソリン添加剤として人気なフューエル1の主成分もこのPEAとなっています。
もちろん純度100%のPEAが最も効果的なのかと言われたら何とも答え辛いですが、少なくても数あるエンジン添加剤の主成分として使われている=エンジン内部の洗浄に適していると考えてもおかしくはないと思い、選択しました。
取扱説明書はこんな感じです。
■取扱説明書全体
■効果説明書??
GA-01の取扱説明書にはよくあるエンジン添加剤のように60L以上の場合は1本投入みたいな大まかな説明もあるのですが
玄人向けと言わんばかりのより詳しい説明が記載されているのも魅力の一つです。
■使用手順
■添加量早見表
ちなみに今回はエンジンのシリンダーヘッドの上に付着したカーボンデポジットの洗浄結果で効果検証を行いたいと考えていた為
1回目は燃焼室デポジットの除去の目安である3200~3700ppmにする為、ガソリンが約40L入ってる状態で1本(150ml)を投入
2回目はもう少し薄くして満タンの60L で1本を投入
この条件でGA-01の効果検証を実施させていただきました。
まずはGA-01投入前の状況確認
それではいよいよガソリン添加剤GA-01の効果検証に移りたいと思います。
なお、ブログ記事のタイトルにあるよに今回は「目視」による効果検証を重要視して行きたい為、GA-01を投入する前のシリンダーヘッドの状態を小型カメラを使い確認しました。
以下が添加剤使用前の1番シリンダーの様子です。
■全体像
まずシリンダー全体を見てみると、比較的綺麗なのかな?という印象を受けました。
正直10万キロ以上走っている車なのでもう少し汚いのかなと思ってたのですが、いろんな意味で期待外れな感じです。
■詳細
ただ、詳細を見ていくとバルブリセス(矢印の先のくぼみ)にはカーボンデポジットが少し溜まっているようにも見受けられます。
ちなみに今回は自分が乗っている車のシリンダーヘッドを撮影してるのですが、中には「どうやって撮影しているの?」と疑問に思っている方もいるかもしれません。
そのため、念のため紹介しておきますが、実は以下のようなスマホ用内視鏡カメラを使用しています。
■オススメ内視鏡カメラ
私が実際に使っている商品はアンドロイド端末にUSB接続して使用する用品なですが、直接接続の場合、エンジンルーム内にスマホを置くことになり、使用時エンジンルーム内にスマホが落ちたりしたので正直オススメできません。
しかし、こちらの商品のようにWIFI接続の物であればスマホは安全な場所においておけるので買うのであればWIFI接続モデルをオススメします。
GA-01使用後は衝撃的。。。
それではいよいよでではありますが、エンジン添加剤GA-01の使用後のシリンダーヘッドの様子を持て行きたいと思います。
比較するのは同じく1番シリンダーです。
なお、GA-01添加剤を2本使用した後であり、車は約1000km走行させました。
■全体像
■詳細
えーーと。。。。
正直これを最初見た時少し困惑しました笑
これは綺麗になっているのか、、、汚くなっているのかわからんな。。。。
ただ、注意深く観察し、事実ベースを見るのであれば
・バルブリセス内のカーボンデポジットの量が減っている(全体像比較)
・シリンダーヘッド上に溜まったカーボンべぽじっとの一部が剥がれ、シリンダーヘッドのの表面が見えるようになった。(詳細の金色の部分)
などの違いが発生していることがわかりました。
また、使用後はGA-01添加剤がカーボンデポジットに浸透している影響か、使用前に比べ、燃焼室内が湿っている印象を受けました。
結局効果はあったの?自分なりの結論
ということで、最終的皆さんが気にしている効果の部分について少し考えていきたいと思います。
まず、使用前と使用後の画像にあるように、使用前より使用後の方が、明らかにシリンダーヘッド上の状態が荒れている用に見受けられます。
ただし、裏を返せばGA-01添加剤がカーボンデポジットに浸透し、シリンダーヘッドにこびりついたカーボンデポジットが剥がれてた為、結果的により荒れているように見受けられるものの、それは添加剤の洗浄効果が発揮されていたからだとも考えられます。
なので、もしかするとこのまま添加剤を使用し続けると、シリンダーヘッドのカーボンデポジットを除去しきれるのかもしれません。
ただし疑問点も残っおり、例えば使用前の全体像、私は当初バルブリセス内を除けばカーボンデポジットがないと思ったのですが、これはどうなんでしょう。
仮説として考えられるのは
・実は元々カーボンデポジットで全体が覆われていたのが、GA-01添加剤によって一部剥がれた。
・GA-01添加剤の影響でバルブ等、シリンダーヘッドとは別の場所で剥がれたカーボンデポジットがシリンダー内に溜まった。
等ですが、正直正解はわかりません。
可能性が高いのは1つ目の仮説ですかね。。。。
いずれにせよ、GA-01エンジン添加剤は洗浄効果はあると思いますので、興味がある方がいらっしゃいましたら以下よりご購入いただけます。
まとめ
それでは長くなりましたが、私がGA-01ガソリン添加剤の効果を目視で検証してみたときの記録は以上となります。
いかがでしたでしょうか?
効果がある、ない関わらず、燃焼室内を実際に撮影した物を見せられたことは私としてはすごく満足している一方、記事に記載した通り、使用後の状態については少し謎が残る結果となりました。
いずれにせよ、今後も添加剤を使い続け、本当にシリンダーヘッドがきれいになるのかは検証していきたいと思っております。
また、もしも添加剤関係に詳しい方がいらっしゃいましたら、私の仮説についてのご意見をコメント欄にいただけると幸いです。
それではまた!
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