皆さんこんにちは、わいぐち(@yguchi_E90_320i)です。
サーキット走行はめちゃくちゃ楽しいですよね??
おそらく体験した事ある方なら同意をいただけるかと思いますが、私も2019年の11月に初めてのサーキット走行を経験してから虜になり
夢の中でも富士スピードウェイを攻めるようになっていました笑
そんな状態になれば欲望を抑えきれるわけもなく。。。。
気づいたら再びサーキットに足を運んでいました。
今回の記事は人生2回目のサーキット走行を行って学んだことを赤裸々に記載していきます。
なお、記事は初めてサーキットを走った時の記事を読んだこと前提に書かせていただきます。
読んでいない方は是非、前記事から読んでみてください。
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初めてよりかなり落ち着いていた
まずは私の精神的な話になってしまいますが、初めてサーキット走行を行う時は覚えることがたくさんあったり、勝手がわからないことからかなり緊張していました。
しかし、2回目となるとフラグの出る場所やフラグが振られた時の対応方法が徐々にわかってくるため、1回目より落ち着いて走行ができます。
落ち着いて走行できる最大のメリットは運転に集中できること。
正直1回目のサーキット走行では合計2セット、合計60分走行しましたが、一度として自分の走りができた気がしませんでした。
しかし、今回は別でサーキット走行開始直後から運転することに集中できたことが何よりうれしかったです。
同じレベルの車同士で走ったほうが良い
前回の記事でも紹介しましたが、富士スピードウェイは速い順にS4、NS4、T4と合計三つの走行枠があります。
S4枠に関しては一周2分10秒より速いタイムを求められるため、誰でも参加できるわけではないですが、NS4とT4については最低周回タイムの制限はない為、誰でも参加できる状態です。
そんなこともあり、初回はNS4枠で2回走ったのですが。。。
まあフルボッコにされるわけですよ笑
周りはチートみたいに速い車しかいないのですぐ追いつかれる
また、後ろからどんどん速い車が来るのでクリアラップが一度も取れませんでした。
そんな経験を踏まえ、今回はもう一つランクの低い、T4枠にて出場。
T4枠で出場することにより
・後ろから追い上げてくる車が少なくなり、クリアラップが撮りやすい
・同レベルの車が多い為、なんちゃってバトルができる
などのメリットが得られることができます。
T4のTはツーリングのTであり、なんとなく生ぬるい走行をしているイメージを抱くかもしれませんが、はっきり言っておきます。
初めてならT4枠から調整しましょう笑
なお、富士スピードウェイで走っていない方でも、通われているサーキット場に走行枠のクラス分けがあるのであれば一番遅い物から挑戦することをオススメします。
ブレーキングの難しさ
ブレーキングの難しさに関しては初めてのサーキット走行でも取り上げていましたが、初めての時は200km/hからのブレーキングを行うことに対する戸惑いでした。
しかし、2回目は200km/hからブレーキをすることには慣れてきたものの、ブレーキングの本当の難しさに直面しました。
■私が感じたブレーキングの難しさ
①ヒールアンドトウができない
某マンガ主人公の友達みたく、ヒールアンドトウに憧れていたわけではないですが、22歳の時、アルテッツァを買ってからひたすらヒールアンドトウを練習してきました。
今では回転数合わせもかなり上達し、調子の良い時はブレーキを踏みながらクラッチレスシフト(クラッチペダルを踏まないでシフトすること)ができるぐらいまで成長したのですが、それでもサーキットではシフトダウンに課題を感じました。
その理由は。。。
・スピードレンジが全然違うこと
・ブレーキを安定して踏めないこと
この二つだと感じました。
まず、スピードレンジが違うことに関してですが、私のE90 320iはストレートで最高速度200km/hぐらいまで出ます。
その時4速で大体6300回転になっているのですが。。。
この速度領域、ギアと回転数の状態でヒールアンドトウをしたことが無かったんです。
まあ、公道ではかなりの速度違反になるので当たり前ですよね笑
そんな状態でいざヒールアンドトウを行おうとすると
あれ。。。。
ここでギア入れたらオーバーレブしないのか。。。??
こんな迷いが頭の中を駆け巡ります。
そしていざシフトをすると遅すぎて回転が合わなかったり。。。
それを修正させようと少し早めにシフトを完了させたら
オーバーレブさせました。笑
リミット6500のところを7000まで回してしまって正直冷や汗をかきました。
N46B20君、ごめんな?
耐えてくれてありがとう。。。
続いてブレーキを安定して踏めないという部分ですが、これは先ほどのシフトの時の迷いから発生しているとも言えます。
結局、ヒールアンドトウで回転数を合わせたいという事に意識が行ってしまうと
次第にブレーキの踏み具合で車の速度を調整して、エンジンと車速を合わせようとしている自分に気づきました。
もうこの状態に陥るとちゃんとしたシフトダウンができるわけもなく、かつブレーキングもしっかりできていない
よって、コーナーにオーバースピードで突っ込み
アンダーステアの連続、スピンしかける羽目になってしまいます。
またこの時点でメンタルがボロボロ、速く走れるわけもないですね。
②スピード感覚がわからない
ヒールアンドトウによる迷いが多いのであれば一旦シフトダウンは忘れてブレーキングに集中しろよと思いますよね?
そう、私も同じことを考えてブレーキングにのみ集中したのですが。。。。
これもまた難しいんです。
サーキットは路面状況が非常に良いのと道自体が広い為
速度感覚が狂います。
ストレートから第一コーナーを曲がる時なんて
あれ。。。めちゃくちゃ車速遅いじゃんって思いながらスピードメーター見ると120km/hだったりするんですよ笑
こんな速度で曲がれるわけもないので直前で急ブレーキ
荷重がフロントによってからのリアがスライドするパターンがたくさんありました。
結局ブレーキングに集中しても今の自分ではどうにもできないことを悟りました。
要するに圧倒的にスキル不足ということです笑
車にはかなりの負荷がかかるという事
サーキット走行をすると車に負荷がかかることは車が好きな人であれば何となくわかっていると思いますが
走ったことがない人だと本当の意味で理解していないと思います。
というのも今回は2回目だったこともあり、走行すること自体は慣れてきたため、下手糞ながらブレーキングは攻め始めました。
走行中違和感を感時ることはなかったのですが、いざ走行が終了し、駐車場内をゆっくり走っていると。。。。
じゅごじゅごじゅごじゅごじゅご。。。。
何かが擦れている異音が聞こえてきました。。。
急いで確認してみると。。。
ブレーキが終わってました笑
自分の車はフルノーマルで馬力も150馬力しか出ないため、ストレートでも200km/hが限界。
かつ、前回走行した時、フルブレーキはしなかったもののブレーキに問題を感じなかった為、油断してました。
だーやまが「ブレーキパットだけでも変えとけ」と腐るほどlineしてきたのを思いながら自分の愚かさを噛み締めました。
また、前回の記事では電子制御を積極的に使いましょうと紹介しましたが。。。。
あれは撤回します。笑
というのも確かにBMWのDTCは素晴らしい電子制御なのですが、スピンを避けるため、リアのブレーキを効かせていることが多いそうです。
まあ、私がアンダーステア連発しているのが悪いと言えばそれまでですが、電子制御が過度に働いたこともあり
フロントよりリアブレーキの消耗が激しかったです。
電子制御無しではありえない現象を目のあたりにして大事なことを学んだと同時に、ブログ記事の修正を行わなければいけない使命感を感じました笑
ちなみにブレーキとローターも後日交換し、その際の記事を書きましたのでよかったら読んでみてください。
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私の車はこのぐらいのダメージだったんですが、だーやまの車はもっと悲惨でした。
クーリング走行中にオイル臭さを感じ、駐車場に戻った後ボンネットを開けると
エンジンオイルがめちゃくちゃ漏れていました。
その場で漏れの原因を特定しようと試みたのですが、それからオイルが減っていないことから不発によるブローバイ?なんて話をしてたんですが
後日Lineしてみたところ、どうやら棚落ちしているそうです。。。。
本人曰く、これにかかる修理費は100万以上。。。。
私にはチューニングカーは絶対に無理だと悟りました笑
だーやまの車はしばらく入院しそうですが、今回だーやまのWRX STIの勇士をカメラに納めておりますのでよかったら見てください。
まとめ
それでは長くなりましたが、人生2回目のサーキット走行で学んだことを赤裸々に書かせていただきました。
どうでしょうか?正直私はまだ2回しか走ったことのない新参者ですが、2回走っただけでもサーキット走行の危険性や車へのリスクを身に染みて感じています。
また、速く走らせたいと思ったら思うほど車へのチューニング費用や修理費を用意しないといけないことを理解しました。
このような書き方をするとサーキットで走るのなんてやらない方が良いと思うかもしれませんが、もしあなたがドラテクを向上させたいと思うのであれば絶対行くべきだと思います。
公道なんて。。。。低次元ですよ??笑
それではまた!
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