皆さんこんちはわいぐち(@yguchi_E90_320i)です。
年二回、季節の変わり目が訪れると皆さん、あの作業を行いますよね??
そう、タイヤ交換です。
中にはお店に任せている人もいるかと思いますが、タイヤ交換は一般整備の1つであり、それこそ教習所でもやり方を学ぶことから自分で行っている人も多いのではないでしょうか。
しかし、いざ交換すると意外と戸惑ったりしますよね?
私も過去にハブ(センターハブ)にできた錆により、タイヤ交換に苦戦した記憶がございます。
BMWは特にハブに錆ができやすいそうですが、そんな私がハブにできる錆対策で行っていることを紹介していきたいと思います。
ハブに錆ができるとどうなるの?
そもそもハブに錆ができるとどうなるか知っていますか?
もちろん見た目が悪いというのもあるのですが、錆についてはホイールのセンターキャップさえつけていればそこまで気になることはないかと思います。
だったらそこまで気にすることなの?と思われるかもしれませんが、一番の試練はタイヤ交換の時にやってきます。
そう、ハブにできた錆により、ハブとタイヤが固着し、取れなくなるのです
流石にそれは「あなたのメンテナンスがずさんなのでは?」と思ったかたもいらっしゃるかと思いますが。。。
BMWは特にハブに錆ができやすく、固着が問題となることが多いらしいです。
元々アルテッツァに乗っていたころはハブが錆びていましたがタイヤが取れなくなることはなかったのでBMWに乗り換えてびっくりしましたね笑
そんなこんなでハブにできる錆と固着を防止する方法を検索して出会ったのが
WAKOSのスレッドコンパウンドでした
オススメなのはスレッドコンパウンド
WAKOS(ワコーズ)のスレッドコンパウンドは高温になる場所でのかじりや焼き付き、錆を防止するためのグリースです。
モータースポーツを行っており、スパークプラグを頻繁に取り外しする人などは良く使う商品ですね
ちなみにハブもブレーキ時に発生した摩擦熱でそれなりに熱を持つのでそういう意味ではスレッドコンパウンドはハブの錆や固着防止に適していると言えます。
使い方は簡単
さて、こちらのスレッドコンパウンドの使い方ですが、実はめちゃくちゃ簡単です。
ハブに塗るだけで終わりです。
え、それだけ?と思う方もいるかもしれませんが、ハブにスレッドコンパウンドを塗っておくだけで次タイヤ交換する時、錆や固着を最低限に抑え、スムーズなタイヤ交換を可能にしてくれます。
スレッドコンパウンドの効果
スレッドコンパウンドの効果はハブの錆や固着の防止です。
固着についてはブログで皆様に表現するのは難しいのですが
スレッドコンパウンドをつけたと時とつけなかった時のハブリングの錆具合を見ていきたいと思います。
なお、固着する原因はハブリングとハブの間に新たな錆が形成され、窮屈になるからです。
そのため、錆が少ない=固着が少ないと思っても良いかと思います。
■スレッドコンパウンド無しで使ったハブリング
■スレッドコンパウンドありで使ったハブリング
どうでしょうか、スレッドコンパウンドありと無しではかなりの差がありますよね?
こちらはどちらの同じ商品を、どちらも新品の状態から4月~12月の8カ月間使った結果です。
なお、取り外し後、軽く洗剤にまぶしたタオルで拭き、乾かしたものです。
スレッドコンパウンドが無い状態はハブリングも錆びついており、ハブからハブリングを取り外すのにかなり苦労したのですが
スレッドコンパウンドをつけた翌年は、ハブリング自体に錆が発生しなかった為、ハブリングをハブから外す作業がめちゃくちゃ簡単になりました。
スレッドコンパウンドは高い商品でもなく、一度買えばおそらく一生買い足す必要が無いぐらい多く入っているのでお手元にない人は是非ご検討してみてください。
もしも固着してしまった場合は
さて、こちらのページを見ている人の中には実際にハブが錆、固着を起こしたことでタイヤやハブリングが取れなくなっている方もいるかと思いますのでその時ン対処法を教えます。
■タイヤが固着し取れない場合
ます、タイヤが固着により取れない場合ですが、一番理想的な撮り方はタイヤを裏側からハンマーでたたく方法です。
しかし、私たちがタイヤ交換を行う場所は限れれ対ることが多い上、スペースがあったとしても裏からハンマーでたたけるほど車体を上げられない可能性が高いです。
ですので、私がオススメする方法は
車重を使った取り外し方法です
やり方はシンプルでホイールナットを少し緩めた状態で徐々に車重をタイヤに乗せていきます。
そうすることで次第に固着しているハブとホイールの面に重量が乗っていき、最終的には固着が解消されます。
ただし、この方法は正式な方法というわけではない為、くれぐれも細心の注意の元行ってください。
■ハブリングが固着し取れない場合
社外ホイールなどを仕様している場合、多くの方はハブリングをハブとホイールの間に挟んでいるかと思いますが、ハブリングが固着するとかなりのくせ者です。
まず、最初に申し上げますが、普段タイヤ交換のために用意する道具で取るのは不可能です。
ハブリングをつかみ引っ張ってもびくともしませんし
無理やり引っ張り、車が地面に落ちた場合、大けがにつながる可能性があるので絶対に無理やり外そうとしないでください。
ハブリングが錆により固着して取れなくなった場合は、焦らず以下の物を購入してください。
私は初めてハブリングを使ったとき、固着することを知らずにスレッドコンパウンド無しでハブリングをつけ、固着させてしましましたが
ゴムハンバー、ピックツールとCRCの556を使うことでハブリングをとることができました。
なお肝心の外し方ですが。。。
① 固着したハブリング周辺に556を吹きかける
② ゴムハンマーでハブリングをまんべんな叩く
③ ハブとハブリングの隙間を探し、ピックツールで徐々に手前にハブリングをずらしていく
なお、ピックツールを使う時のコツは一か所に引っ掛け、取り外そうとするのではなく
円を描きながらまんべんなくハブリングを引っ張ると比較的取り外しやすいです。
かなり根気のいる作業になりますが、取り外すことはできますので焦らず作業してみてください。
錆を徹底的に除去するには
今回は施工が簡単なスレッドコンパウンドを使って防止対策を紹介しましたが、スレッドコンパウンドを使って方法は錆の進行はある程度抑えてくれるものの
錆を除去できるわけではありません
個人的には目につかない場所ですので錆びたままでもいいのかと思っているのですが、もしもあなたが錆自体を除去したいのであれば以下の物を準備しましょう。
使用方法は以下の通りです。
① ワイヤブラシでハブをこすり、付着した錆を除去してい行く
② 赤サビ転換防錆剤を錆びていた部分に塗っていく
③ 2時間以上乾かす
作業自体はすごく簡単なのですが、難点は2時間乾かす必要があることですかね。
馬を4本持っていて4輪分同時に乾かすことができるのであれば乾かし作業は2時間で終わる計算になりますが
私みたいに1本づつしか乾かせない場合、乾かす作業だけで8時間かかってしまいます。
なので時間がないけどどうしても赤サビ転換防錆剤で錆対策を行いたいのであれば馬を4本とジャッキを買い、4輪分同時に乾かすことをオススメします。
まとめ
ハブに形成される錆の予防や固着防止、錆の除去方法の紹介は以上となります。
やっぱり大切な車に錆ができるのは見たくないですよね。
というかBMWはなんでこんなにハブに錆ができやすいのか不思議でしょうがないです。
BMWはいい車を作る車メーカーだと思っていますのでハブのような目の付きづらい場所も品質のいいものを使っていただきたいなと個人的に思います。
ちなみに取り外したタイヤを長期保管するt期の注意点は以下記事にまとめましたのでよかったら参考にしてみてください。
また、この記事を読んだ皆さんがハブにまつわる悩みが解消されていたら私としてはとてもうれしいです。
それでは拳闘をお祈ります!
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